昨年末から、流山市関連の衝撃的な記事が続いている。
その一つが「三郷流山橋有料道路」に関する記事だ。
2023年11月26日に開通した「三郷流山橋有料道路」。
市長、県議会議員、市議会議員が揃った開通式だったのを覚えている。
しかし、計画では、1日の通行が約12700台であるのに対して、
休日の12月1日(日)は4514台、平日の12月3日(火)は3790台だったとのこと。
私が12月14日(土)に利用した際にも、周りにほどんど「車が走っていない」状態だった。
大丈夫かな?と思ったが、やはり心配した通りだったのだ。
計画のほぼ3分の1の台数しか通行していない状態。
南流山駅方面の最大渋滞長については、
平日:開通前380m→開通後130m
休日:開通前500m→開通後190m
とのことだが、改善の実感がない。もっと渋滞は長いのではないか?
報告によると、平日については、渋滞緩和効果が認められるが、休日は開通前より渋滞長が伸びているケースがあると報告しているようだ。若干の緩和効果があったとしても、今もなお、相当な渋滞が起きているのは事実。
開通前から、ETCがダイナーズクラブとイオンETC専用カードだけということへの批判があったが、そのままとなっていて、利便性は改善されていない。
また利用促進として、IKEA新三郷で2000円以上購入した際には、通行券等のレシートを提示すると、500円の割引キャンペーンが実施されているという(2025年8月末日まで)。しかし、通行料150円であるのに対して、500円の割引が効くとは!、その原資は、どこから出ているのか?
流山橋の渋滞緩和という鳴り物入りで開通した有料道路。しかし、現時点での効果はかなり厳しい。IKEAでの割引なんてやっている場合じゃない。もっと根本的に、対策を検討しなければ、税金の無駄遣いになってしまう。
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