水銀、リチウムイオン電池、流山でも燃えるゴミと捨てないで!2025.05.13公開

自然・環境

名古屋市で、水銀が原因のためゴミ処理場が1ヶ月使えなくなっているという。

“水銀”を含む体温計や血圧計は可燃ごみで捨てないで! たった50グラムで焼却炉が約1か月半も稼働停止に「このぐらいなら…」の軽い気持ちが思わぬ事態を招くことも(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース
名古屋市中川区にある市民プールが、4月から利用できない状態になっています。理由は隣のゴミ処理場で起きた、あるトラブルでした。一体、何が起きたのでしょうか…?

環境省のデータ(2014年)によると、「水銀蒸気の吸入は、消化器官系、免疫系、肺及び腎臓に害をおよぼす」とのこと。排ガスの水銀濃度は、法規制値50μg/㎥N以下だが、名古屋市は自主管理値として30μg/㎥Nを設定しており、この数値に達すると自動的に停止するという。

それだけではない!

その後、人が焼却炉の中に入って、水銀を含む灰を取り除く必要があるのだという。

大変、かつ危険なことだ。

リチウムイオン電池が原因での焼却炉の火災も跡をたたない。

名古屋市などは、炉がいいために、分別する必要がなく、なんでも燃やせるという体制なのではないだろうか。そうすると、どうしても「なんでも」燃えるごみとして出してしまうのだろう。

現在のところ、流山市は「燃やすごみ」「燃やせないごみ」「プラスチックごみ」「粗大ごみ」に別れているが、このような自治体だと、水銀が燃やされるというケースは少ないのかもしれない。

ちょっとだから・・・が、大きな被害をもたらすことがある。

水銀、リチウムイオン電池など、特に気をつけたい。

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