流山公立幼稚園廃園問題:Xでの対話より①

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流山公立幼稚園の問題について、Xでご質問いただき、私の考えをお伝えしました。その内容を共有したく、掲載します。

Q:公立幼稚園が無い自治体では、就学前の子ども達がのびのびと育っていないのでしょうか?

上田より:そうではないですよ。

でも、今の私立幼稚園や私立保育園の多くは、園内で習い事、エレクトーンだったり、計算、リトミック、いろいろな「サービス」を他の業者が入る形で行っているところが多いです。 親は、小さい頃から身につけさせたい、周りもやっているからなどと考え、そこにサービスがあればやらせるでしょう。みんながやっているのに、自分の子どもは「しない」というのもけっこう勇気がいるものです。

でも、それって「親のため」のサービスではないですか? その時間は、園にいてくれるのです。ついでに、いろいろと学んでくれる。 しかし、子どもはどうでしょう?私は疲れてしまっていると思います。もちろん、頑張れる子もいます。でも疲れている子も多いのでは?私は、幼い頃からの疲れが、小学校以降の子どもの疲れにも繋がっている気がしてなりません。子どもにとっては、集団で揃って何かを学ぶのは、本当に疲れるのでは?と思っています。長時間でなくても。

とはいえ、私の子どもが通った保育園は私立の保育園です。でも、園内での「習い事」は全くなく、おもいっきり遊ばせてくれる保育園でした。感謝しています。子どもを中心に、親ではなく、子どもを最優先に大切にしてくれる保育園でした。

流山の公立附属幼稚園でも、月に1回などリトミックなど行っているようです。詳細は、確認してください。でも、私はそれくらいで十分だと思っています。

公立は、経営や利益を考える必要はないのですから、親へのサービスを提供する必要がないのです。ですから、公立は、「子どもが」のびのび自由にできる。 それは、実は、子どもたちとって、とても大切な貴重な環境であると思っています。そして、それは子どもが育つ上で、とても大切なことだと思っています。

ぜひ、ご意見をお聞かせください。

 

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