流山市いじめ対策調査会議事録に関する陳情は採択!

教育

流山市議会3月議会に、陳情第7号が上げられた。
「『流山市いじめ対策調査会』の議事録等の記録方法の改善に関する陳情書」。

https://www.nagareyamagikai.jp/doc/2023021500012/file_contents/R5-1_tinzyou_7.pdf

この陳情書によると、令和3年度に流山市内の小学校で発生したいじめの調査過程で情報開示請求をしたところ、令和3年度及び令和4年度までの約2年分の「流山市いじめ対策調査会」議事録が作成されていなかった、というのだ。いじめ対策調査会という極めて重要な案件で、その議事録が作成されていないということは、隠蔽に等しい。

陳情の結果は、教育福祉委員会において、2(反対):4(賛成)。本会議では全会一致。陳情第7号「『流山市いじめ対策調査会』の議事録等の記録方法の改善に関する陳情書」は「採択」となった。ここまで取り組んでこられた陳情者に心からの敬意を表したい。

しかし、本当の山はこれから。いじめは、対応を誤ると、被害児童生徒の人生に大きな影響を与えることもある。子どもがいじめを受けたことによって、保護者もまた深く傷つく。だからこそ、市長が対応を確認し、出るところは出て、毅然と「素早く」対応すべきだ。現在、それができていないから、問題が長引き、大きくなってしまう。

今後、流山市教育委員会が議事録が作成されなかった経緯を明らかにし、被害児童及び保護者に説明があることが重要だ。そして、再びこのようなことが発生しないよう再発防止策がとられることを願ってやまない。

上田恵子は、
重大ないじめ、虐待(子ども、高齢者、障がい者)は市長直轄で取り組むことを公約に掲げています。

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