流山市での経験 +「小学校〜それは小さな社会〜」2025.02.11公開

子ども・子育て支援
6 Children from all over the world drawing a world map on the street. EPS 10 vector illustration with transparent cast shadows (on separate layer) of the children on the street.

感動しなかったという割に、書いてますが(笑)。

友達があることができなくて泣いていたら、男の子(小1)がやってきて「僕も、できないことあるよ」って話しかけていたシーン、嬉しかった。

放送室で、放送担当の小6女子と小6男子の何気ない会話。とっても自然で素敵だった。

給食の時、友達がエプロンを着るのを手伝っている姿、大切だと思ったし、嬉しかった。

入学前に、家庭で、給食トレイを持って歩く練習や返事の練習をする姿は、さすが世田谷区なのか!?私は、そんな準備やったかな〜?

小6たちが小1たちのクラスに行って、いろいろなお手伝いをしているのは、外国では珍しいのかも。

修学旅行、ホテルの廊下で、先生たちが、子どもたちが寝たかどうか、聞き耳を立てているのは・・・やりすぎだと思った(笑)。お疲れ様です。

卒業式が終わって、若手の先生が感極まると、周りももらい泣きしている様子、よかった。

学校は、担任制度だから、そのクラスの中の担任の独立というのか、よほどのことがないと先生同士で介入しないようなことがあるのかな?それは冷たいのではなく、担任の先生の存在をレスペクトしているからだと思うけれど。他の先生が入りすぎると、本当の担任の先生への求心力がなくなるのかもしれない。クラスを統括することは、なかなか難しいことなのだろう。

息子が小学校の時、鰭ケ崎小学校は3クラスだったので、先生たちがよく廊下で集まって、打ち合わせをしたりしていた。だから、先生たちのチームワークがとても良くて、子どもたちが落ち着いていた気がする。先生たちのチームワーク、どの仕事もそうだけど、大切だと実感した。

流山市でも、新任の先生が担任というのをよく聞く。私自身も、新任の先生が担任だった経験があるが、(息子の担任の先生はいい先生だったけれど)簡単ではないと思う。新任の先生にとっては、きっと現場の経験は、教育実習だけなのでは?教員数が足りていないという現実もあるのだろうが、ベテランの先生のクラスの副担任として、1〜2年過ごし、年間を通した学校の動き、子どもたちの様子を知ってから担任になった方が、いいのではないだろうか。

映画に、それほど感動しなかったと言ってはいるが(笑)、言わせてほしい。

先生という仕事は、本当に大変だけれど、人生を懸けて取り組むに値する仕事だと思う。学ぶことがたくさんあって(←幸せなこと!)、失敗を含めて様々な経験・出会いをしながら、全力で取り組むことができる仕事だと思う。教員志望者数が減少と言われているけれど、本当にやりたい人が集まればいいだけのこと。志望者数の減少は、本人の意思に反して受験する人が減っているだけでは?本当にやる気のある人はちゃんと残って志望しているのではないだろうか。学校の運営、先生たちの業務内容の取捨選択、中途採用の実施など、改善の余地はあるにしても、教育、中でも学校教育をやりたい!という人は、これほど感動的で、自分の工夫と成長が求められる仕事なのだから、これからも絶対にいると思う。私は、子どもの学校を通して、素敵な先生たちにたくさん出会うことができたと思っている。

感謝。

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