3月23日は、朝7時に家を出て、息子が卒園した保育園へ!
卒園する子どもたちの保護者のために「生花のコサージュ」を作る。

子どもが卒園した10年!前、先輩母さんたちが作ってくれたコサージュをつけてもらった時の嬉しさ!!
その後も、ずっとドライフラワーになったコサージュを保存していたほどだ。
卒園してからは、1回を除いて毎年、このコサージュ作りに参加している。
このコサージュは、先輩母さんから次の世代へと繋ぐもの。
頑張ってきた母さんたちが、同じように頑張った母さんたち、父さんたち、保護者たちを労い、共に子どもたちの成長を喜ぶものだ、という気がする。
そして、私もまたコサージュを作りながら、先輩母さんたちから、思春期の子育てについて話が聞ける機会でもある。
この保育園では、保護者会の時に、子育てについて、みんなで学ぶ機会がある。
その時に、担任から「ではまず、ご自分のお子さんの良いところを順に話してください。」と、言われた時の衝撃(笑)!みんなの焦った表情!忘れられない(笑)。
私たちは、いつも「自分の子どものここが困っている!」という思いにばかりに囚われている気がする。
私も驚き、必死で子どものいいところを考えたことを思い出す。
それからというもの、自分でも「本当にここが困った!」と考えると同時に、「やっぱり、ここがすごい!」という眼でも、子どもを見ることができるようになった気がする。
ただし、巷では、なかなか「うちの子は、ここがすごい!」とは話せない(笑)。
ところが、保育園に戻ってきた時には、担任や園長、先輩母さんたちにも、思いっきり、自分の子どもを自慢することができる。私にとっての保育園は、そんな場所。本当にありがたい。
ある母さんが、「今年成人したんだよ!」と成人式の時の着物姿の写真を見せてくれた。
保育園の時の子どもたちは、どんな子も自分の子と同じように、その成長が嬉しい。
不思議と「競争」や「妬み」などは、一切ない。
だからこそ、若いお母さん、お父さんたちには、就学前の時期に、いい仲間をつくって!と言いたい。
ただし、その関係は、単におしゃべりしたりするだけでは、つくれないと思う。
保育園では、子どもたちのために、いろいろな活動をした。
イベント、バザー、プール、キャンプ、クリスマスのお泊まりのお料理。
仕事をしながら、みんな本当によく頑張った!
いろいろなぶつかり合いもある。
でも、子どもたちのために一緒に頑張る!というつながりの中でこそ、今いつも連絡をしなくても、つながれるような関係ができるのだと思う。
今でも、時々、そんな友人たちとランチをして、お互いの子を褒め合って(笑)、その成長を喜び合っている。
それは何よりの嬉しさ。
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