流山市のある保育園。先輩母さんから卒園児の母・父へとつなぐ想い。今年も。2025.03.23

子ども・子育て支援
6 Children from all over the world drawing a world map on the street. EPS 10 vector illustration with transparent cast shadows (on separate layer) of the children on the street.

3月23日は、朝7時に家を出て、息子が卒園した保育園へ!

卒園する子どもたちの保護者のために「生花のコサージュ」を作る。

子どもが卒園した10年!前、先輩母さんたちが作ってくれたコサージュをつけてもらった時の嬉しさ!!

その後も、ずっとドライフラワーになったコサージュを保存していたほどだ。

卒園してからは、1回を除いて毎年、このコサージュ作りに参加している。

このコサージュは、先輩母さんから次の世代へと繋ぐもの。

頑張ってきた母さんたちが、同じように頑張った母さんたち、父さんたち、保護者たちを労い、共に子どもたちの成長を喜ぶものだ、という気がする。

そして、私もまたコサージュを作りながら、先輩母さんたちから、思春期の子育てについて話が聞ける機会でもある。

この保育園では、保護者会の時に、子育てについて、みんなで学ぶ機会がある。

その時に、担任から「ではまず、ご自分のお子さんの良いところを順に話してください。」と、言われた時の衝撃(笑)!みんなの焦った表情!忘れられない(笑)。

私たちは、いつも「自分の子どものここが困っている!」という思いにばかりに囚われている気がする。

私も驚き、必死で子どものいいところを考えたことを思い出す。

それからというもの、自分でも「本当にここが困った!」と考えると同時に、「やっぱり、ここがすごい!」という眼でも、子どもを見ることができるようになった気がする。

ただし、巷では、なかなか「うちの子は、ここがすごい!」とは話せない(笑)。

ところが、保育園に戻ってきた時には、担任や園長、先輩母さんたちにも、思いっきり、自分の子どもを自慢することができる。私にとっての保育園は、そんな場所。本当にありがたい。

ある母さんが、「今年成人したんだよ!」と成人式の時の着物姿の写真を見せてくれた。

保育園の時の子どもたちは、どんな子も自分の子と同じように、その成長が嬉しい。

不思議と「競争」や「妬み」などは、一切ない。

だからこそ、若いお母さん、お父さんたちには、就学前の時期に、いい仲間をつくって!と言いたい。

ただし、その関係は、単におしゃべりしたりするだけでは、つくれないと思う。

保育園では、子どもたちのために、いろいろな活動をした。

イベント、バザー、プール、キャンプ、クリスマスのお泊まりのお料理。

仕事をしながら、みんな本当によく頑張った!

いろいろなぶつかり合いもある。

でも、子どもたちのために一緒に頑張る!というつながりの中でこそ、今いつも連絡をしなくても、つながれるような関係ができるのだと思う。

今でも、時々、そんな友人たちとランチをして、お互いの子を褒め合って(笑)、その成長を喜び合っている。

それは何よりの嬉しさ。

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