流山白みりんミュージアムに行ってきた。今回は、運営編。
この流山白みりんミュージアムは、流山ツーリストデザイン(NTD)が管理運営している。この流山ツーリストデザイン(NTD)については、以前も当ブログでお伝えした通りだ。
流山ツーリズムデザインの経営責任と流山市の甘い対応について:
https://go2senkyo.com/seijika/67722/posts/1031754
ここで指摘した通り、今に至るまで、NTDが出した債務についての説明、今後の方針が「社長」から市議会に説明されていない。
その上で、2025年3月議会の議論を見てみよう。
乾えり議員の質問への答弁から、以下のことが明らかになっている。
・流山白みりんミュージアムの指定管理料として、2025年度NTDに3265万円。
・万華鏡ギャラリーの委託料は昨年度よりプラス165万円で1650万円。
・流山白みりんミュージアムの駐車場用土地を土地開発基金が6500万円で購入。
・2025年度流山市予算からは、1億1870万円がNTDに拠出されている。
以上のことから、相当な金額の税金がNTDに投入されている。このことを流山市民のみなさんはしっかり知っておく必要があると思う。
万華鏡ギャラリーの昨年度プラス150万円というのも、根拠がわからない。
しつこいですが・・・債務についての説明をしてこなかったNTD。2024年度の売り上げは1億1000万円、利益2800万円をあげる経営計画となっている。その結果はどうなのか?どこで説明されるのか?6月議会では、このことについて確認する質問は全くない。2024年度のNTDの決算について、きちんと市民に説明してほしい。
前回のブログの際には、確かに2024年9月時点でのNTDの負債額は4713万円だった。ところが!東洋経済ONLINE「コンサル主導会社が迷走、『優等生』流山市も喰われた。地元の人しか知らない不都合な真実」2025年6月13日配信によると、NTDが2024年9月時点で抱えていた債務4713万円が、現在の吉河社長によると、2025年4月までに完済されているという!!!な、な、なんと!
そんな錬金術がどこにあるというのだろう?あれだけの赤字を出していた組織が、これだけの額の利益を出すほど売り上げたわけではないはず。では、どこから?
きっと流山市からですよね。流山市が補填した以外にどこが補填してくれるのか?
しかし、出した市民には、何の説明もない!こんなことが許されるのか?
流山白みりんミュージアム、スタッフの皆さんが一生懸命取り組んでいらっしゃるのがわかるので、ぜひ頑張ってほしい!!!大きな課題は、リピート入場をどう確保するか!簡単ではない。ぜひ知恵を絞ってほしい。私も考えたい。
そして、しっかりと流山白みりんミュージアムを運営するためにも、きちんと説明すべき人が説明し、約束したことを実行する。また筆頭株主である流山市が、きちんと知恵もだし、しっかりと経営を監督していかなければ!
NTDが流山市の大きな負債になってしまうことだけは、あってはなら
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