私の昨日のブログで、選択的夫婦別姓問題についての女性、男性の意識調査の結果を示した。
若い男性たちの意識は、今、急速に変化していると思う。
ここに注目すべきだ。
婚姻、子育て、男性と女性の関係、本当に柔軟になっていると思う。
それを歓迎したい。
自分のために、相手(パートナー)が苦しんでいることをよしとしない、しっかりとした人間らしい気持ちをもっている男性が増えていると感じる(あくまで自分の生活圏での経験からですが・・・)。
そして、それをなんとかしようとしてくれる。心強い!
私たち世代は、夫婦で互いに助け合いながら、実質はともかく・・・、平等であろうとしたし、その姿を見てくれているのではないかと思いたい。
友人のお子さんたちを見ていても、ああ素敵だな!と思うことが多い。
子育ては「誰かに」任せて、仕事だけしていいなら、それはそれで楽であることは否めない。
しかし、その結果、父親が子どもとしっかりした話をしたり、一緒に何かを経験したり、理解しあったりできなくなっている、ということをわかっている。
若い男性たちの中には、仕事もしっかりしながら、しかし、子どもとのコミュニケーションもしっかりとりたい。子どもの成長を自分の目でしっかり確かめたい。人が育っていくことのミラクルを自分も実感したい。そんな思いをもっている人が増えているという印象をもっている。
大歓迎したい。
しかし、その素晴らしい子育ての経験は、日頃からの大変な努力によってもたらされることも忘れてはいけない。いいとこ取りは、あり得ないのだ。
今の若い男性たちも、実は女性たちも、十分に子どもを育てることについて学んでいない。
私もそうだった。
両親教室などはあるものの、もっと行政(流山市)が率先して、また保育所や幼稚園、子ども関係の団体などを通して、子どもとはどんな存在なのか、どんなふうに育っていくのか、成長していく上で何が大切なのか、親が学び、考える機会を持つことが大切だと思う。
私自身、子どもを育てる中で学んだこと、また子どもが通った保育園での学びは大きかった。
女性たちからだけでなく、男性たちからも、子育ての悩みを聞く時代になった。
悩むことは悪いことではない。
ただ追い詰められるほどになっては、意味がない。
それは必ず、子どもたちに皺寄せがくるから。
だからこそ、行政(流山市)が、しっかりとサポートしていく。
教えるのではなく、共に学びあう空間をつくること。
それは、子どもだけでなく、大人もまた成長していくことに繋がる。
ついでに言えば、仕事の経験は子育てに役立つし、子育ての経験は、必ず仕事や社会での活動に役立つはずだと思っている。
これは私の経験から言えることだ。
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