関東子ども健康調査支援基金総会に参加。

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6 Children from all over the world drawing a world map on the street. EPS 10 vector illustration with transparent cast shadows (on separate layer) of the children on the street.

今日は、大学の同窓会の受付手伝いの後、甲状腺検査を実施している関東子ども健康調査支援基金の総会に参加。「関東子ども健康調査支援基金」が保有する検査機器を共有しながら、各地の団体が、それぞれの地域で甲状腺検査を実施しているので、お互いに会えるのは年に一回、総会の時のみ。今回はインフルエンザ流行もあり、ZOOMに変更になったが、画面越しに知り合いの皆さんの顔が見れると、本当に嬉しくなってしまう。

私は「健康調査TEAMながれやま」の代表として、仲間の皆さんと流山での甲状腺検査に取り組んできた。流山会場は、直近は昨年12月に実施。その時の様子は、下記のブログでお伝えした。
https://go2senkyo.com/seijika/67722/posts/1018872

今年は、高校生以上の年齢の高い人たちが、親から勧められて、自分で応募して検査を受ける方が多かった。偉い!そして、親は、やっぱり心配しているんだなと思った。

東日本大震災、原発事故から今年で14年目。基金の活動も12年目を迎える。今後の事業予定をどうしていくのかを検討している。主に、子どもたちのお母さんたちが、子どもの健康への影響を心配して立ち上がげ創り上げた活動。その女性たちも、子どもたちは大きくなったが、今度は自分の仕事、介護、何より自分の体調など、さまざまな問題を抱えながらも、がんばっている。また放射能の影響などへの意識の薄れにも直面している。

とはいえ、長期的に、体への影響をみていく必要もあるので、流山の仲間たちは、できるだけがんばってみよう!と気持ちを一つにしている。ありがたい!

今日、私から提案したのは、啓発活動の重要性だ。福島原発事故の影響(特に、福島の子どもたちや関東地域の子どもたちへの影響)、基金が取り組んできた活動、第七次エネルギー計画が原発回帰の内容になっている中で、今後同じように原発事故が起きた際の身の守り方、ヨウ素剤の使い方などをしっかり学ぶ機会をつくっていく必要があると思っている。特に、流山市を見ていても、原発事故が再び起きることは全く念頭にないかのような避難訓練だ。行政もまた、あの日、あの大震災の記憶が薄れている気がする。日本に暮らす限り、地震、原発事故を「ないもの」には絶対にできない。対応力が問われる。

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