知的障害児・者の当事者団体「くわのこの会」が、厚生労働省と子ども家庭庁に対して、障害児・者が行方不明になり、死亡事故も起きていることから、地域で障害児・者を見守る支援体制を構築するよう要望したという。この問題は、障害児・者だけでなく、高齢者者も含めて、対応しなければならない問題だと思う。
現在、高齢者については、防災無線とLINEで、発見に向けた協力を要請する発信が行われている。高齢者の不明者については、ここ11年間増加し続け、2023年には、全国で1万9039人が不明となっているという。
障害をもつ・もたないに関わらず、子どもたちは、ひょいといなくなってしまうことがある。我が家も、今は無くなったが、小さい頃は、プイッといなくなることがあり、どれだけ探したことか!だから、保護者の方のご心配はよくわかる。
くわのこの会の具体的な要望としては、
(1)認知症高齢者の見守り・SOSネットワークの対象に、障害児・者を含めること。
(2)障害児・者の行方不明事案の実態調査
(3)捜索が遅れる対応の是正
をあげている。
防災無線を鳴らすとなると大変な頻度になる可能性もあるので、流山市内の店舗、公共施設、幼稚園・保育園、学校、民生委員、協力してくださる市民を結ぶネットワークが必要かもしれない。LINEと並行して情報を流していく。ただし、LINEは情報が来ているかどうかが把握しにくいことがあるので、このネットワークについては、何か情報が来た時には、音が鳴る、振動がするなどの機能で、すぐにわかるような機能があるといいと思う。何か、新しい技術が応用できないか、調べてみたい。
まずは、Apple TagのようなGPSを毎日、取り出しにくいところにつけるようなことが考えられる。GPSもカード型などいろいろあるが、もっと新しい技術はないだろうか?しっかりと調べてみたい。
個人の行動の自由を阻害しない形で、地域で見守ることができる環境は、これからの社会に大変必要なネットワークだと思う。災害時にも活用できるのではないだろうか。また、その後の情報について、このブログでお話ししていきたい。
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