皆さんは、今年のお盆をどう過ごされただろうか? 昨日今日と、帰省先からの移動で、お疲れの方も多いのではないだろうか?今年は、九州や北陸方面に帰省された方は、交通機関が止まるなど大変だったことでしょう。今日は、しっかり寝てください!そして、明日から気持ちを切り替えて、ボチボチに頑張っていきましょう! 我が家は、これまでずっと、私の仕事のため、この時期に帰省することができなかったので、この時期に帰省する習慣になっていない。私だけでなく、妹も医療関係者のため、今年もこの時期仕事をしている。息子も、夏休みが終わると学年中間試験が控えている。そんな環境もあって、今年も帰省することなく、15日に千鳥ヶ淵戦没者墓園等に出かける以外には、家で静かに過ごした。父を亡くしてから2回目のお盆だった。 とはいえ、世の中はいろいろ気になる事件が起きている。 一つは、15歳の中学生が父親を殺害した、栃木県桐生市の殺人事件だ。以前、高齢女性を殺害した15歳中学生の事件についても当ブログでお伝えした。桐生市の15歳、かなり問題を抱えた親子関係だったようだが、部活を引退して、高校入試などストレスの大きい時期、15歳の行動の背景が気になる。 もう一つは、大阪での嬰児遺棄事件。頭と手が土から出ていたという状態はかなりつらい。大阪は、泉佐野市が、りんくう総合医療センターで赤ちゃんポストを設置すると表明していたが、間に合わなかった。大阪に、赤ちゃんポストが行政主導で設置されることは歓迎したいが、今回の事件を起こした女性を救うことはできなかったのが、残念だ。 赤ちゃんポストについては、以前にも当ブログで取り上げた。 2025年6月12日ブログより: https://go2senkyo.com/seijika/67722/posts/1125713 遺棄された赤ちゃんは、臍の緒がついていたという。そのような状態で、女性が一人で、出産したことも恐ろしくてたまらない。どんなに切羽詰まった状況だったのか、その孤独を想像するだけでも恐ろしい。つらい。今回は、職場の同僚が同伴してくれて出頭したという。もっと早く、周りに支援を求められなかったのか。残念だ。もっともっと支援の場が必要。そして、それを周知していく努力が必要だ。大阪から、赤ちゃんポストがある熊本や東京に行くのは金銭的にも大変だったかもしれないが、電話をしたら、必ず何らかの対応ができる。その努力を惜しまない人たちがいることをどうか知ってほしい。

まちづくり

知的障害児・者の当事者団体「くわのこの会」が、厚生労働省と子ども家庭庁に対して、障害児・者が行方不明になり、死亡事故も起きていることから、地域で障害児・者を見守る支援体制を構築するよう要望したという。この問題は、障害児・者だけでなく、高齢者者も含めて、対応しなければならない問題だと思う。

現在、高齢者については、防災無線とLINEで、発見に向けた協力を要請する発信が行われている。高齢者の不明者については、ここ11年間増加し続け、2023年には、全国で1万9039人が不明となっているという。

障害をもつ・もたないに関わらず、子どもたちは、ひょいといなくなってしまうことがある。我が家も、今は無くなったが、小さい頃は、プイッといなくなることがあり、どれだけ探したことか!だから、保護者の方のご心配はよくわかる。

くわのこの会の具体的な要望としては、

(1)認知症高齢者の見守り・SOSネットワークの対象に、障害児・者を含めること。

(2)障害児・者の行方不明事案の実態調査

(3)捜索が遅れる対応の是正

をあげている。

防災無線を鳴らすとなると大変な頻度になる可能性もあるので、流山市内の店舗、公共施設、幼稚園・保育園、学校、民生委員、協力してくださる市民を結ぶネットワークが必要かもしれない。LINEと並行して情報を流していく。ただし、LINEは情報が来ているかどうかが把握しにくいことがあるので、このネットワークについては、何か情報が来た時には、音が鳴る、振動がするなどの機能で、すぐにわかるような機能があるといいと思う。何か、新しい技術が応用できないか、調べてみたい。

まずは、Apple TagのようなGPSを毎日、取り出しにくいところにつけるようなことが考えられる。GPSもカード型などいろいろあるが、もっと新しい技術はないだろうか?しっかりと調べてみたい。

個人の行動の自由を阻害しない形で、地域で見守ることができる環境は、これからの社会に大変必要なネットワークだと思う。災害時にも活用できるのではないだろうか。また、その後の情報について、このブログでお話ししていきたい。

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