柳井市で起きた困難な問題を抱える女性の事件。流山市でもしっかり取り組みを!9月11日発信

女性たち

今朝、このニュースに接した。山口県柳井市で起きた事件だ。

夫のギャンブルで水道料金の支払いが滞納、困窮し子ども4人は児童相談所へ… 8歳娘の首を絞め、殺人未遂罪となった40歳母親 裁判員裁判で生活実態が明らかに(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
山口県柳井市の自宅で昨年10月に小学生の娘の首を絞めて殺そうとしたとして殺人未遂の罪に問われた同市の無職の母親(40)の裁判員裁判で、山口地裁は10日、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役

まさに、私が危惧する「困難な問題を抱える女性支援」が「できなかった」ことによって発生した事件だ。だからこそ、流山市を含め日本全国で、「困難な問題を抱える女性支援」が実行されてほしいと強く願う。

しかしもう一つ、私から見ると、児童相談所は、なぜ、5人の子どものうち、視覚障害がある四女を母親の元に残したのか。「児相が保護しやすい子どもたちだけを受け入れた」のではないか?という疑念をもつ。

私が、柳井市の市長なら、「なぜ、この殺されかけた視覚障害をもつ四女が母親の元に残されたのか」、その決定について確認・調査する。本来なら、視覚障害がある四女こそ最優先に保護するべきだったはずだ。児相側に、あってはならない判断があったとしたら、許されない。

児童相談所の職員(管理職を含む)について、専門家の育成も重要だ。専門スタッフだけでなく、所長など、子どもたちの繊細な問題を扱う場所に門外漢の職員が就くことがある。これも問題だ。自治体の職員はジェネラリストが求められる。自治体の中で、幅広い視野をもつために複数の分野を経験することは決して悪くないが、この時代、自治体の職員も専門家に育てていく体制をつくるべきだ。

この母親が、人生を全てリセットしたくなる気持ちはよくわかる。柳井市は、このような問題が起きたことを重く受け止め、市職員だけでなく、専門家をきちんと選定し、この母親を支え、夫の問題を解決し、家族を支え、四女とともに、母親が願っていた「昔の家族」に戻れるよう全力でサポートしてほしい。もちろん、残念ながら戻れないこともある。その際も、よりしっかりとしたサポートが必要だ。

流山市が、最新号9月11日号広報ながれやまで、以下の案内を出してくれている。

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〜一人で悩まずご相談ください〜

女性が抱えるさまざまな悩みを、経験豊富な女性相談員やカウンセラーが一緒に考えます。自分自身のこと、家族のこと、職場の友人・知人との人間関係などで悩んでいませんか。一人で悩まずに、まずはご相談ください。電話による相談も受け付けています。

▷相談日:第1水曜日、第1〜4金曜日、いずれも10時〜16時

※祝日を除く。1回45分以内。予約優先。場所:市役所

▷申し込み:電話※生後6ヶ月〜小学2年生のお子さんの一時保育あり

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▷問い合わせ:企画政策課男女共同参画室☎️ 04-7150-6091

友人や親戚といった「知っている人」ではない人に話す方が、気兼ねなく話せる時があります。

今の生活は嫌だ、こんなはずではなかった、生活をリセットしたい、と思う方、何かずっとモヤモヤしている、気が晴れない、そんな方も、ぜひ、「話を聞いてもらって」ください。それによって、自分の頭の中が整理され、問題がクリアーになってきます。それが、今の生活を変えていく第一歩。

自分の中に、自分の問題を解決する力があります。どうぞ、自分を信じて!専門家の力もかリて、変化を起こしましょうよ!

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