流山市初石にて、不登校だった青年たちの声に耳を傾ける。

子ども・子育て支援

今日は、初石公民館で開催された

「不登校の子どもって何を考えてるの?ー当事者と語ろうー〜居場所で元気になった僕たち〜」に参加してきた。本当にいい企画だった!!

不登校を経験した青年たちが、自分が学校に行かなくなった時の気持ちなどを率直に話してくれた。当時は「感情を言葉にできなかった」と言っていたが、青年となった今、それをきちんと言葉にして、話してくれた。話を聞きながら、私自身の「不登校」というものの捉え方が大きく変わった気がした。とても勉強になった。

人生で一番言葉にするのが難しかったのが「学校に行きたくない」という言葉だったと聞き、胸が締めつけられる思いだ。親の気持ちも、ちゃんと察している。

自分にとって「学校とは?」と聞いてみた。驚くことに、みんな、学校は大切だと思っている。社会に出ていくために大切なことを学べる場と思っている子もいた。しかし、そんな大切な場所だけど、「行けない」のだ。

そんなふうに不登校を経験した青年たちが、今は高校の勉強をしたり、専門学校や大学に行って、それぞれの将来の夢を見据えて頑張っている。頼もしい!しかし、そんな彼らを見守る親も、どれだけ大変なことだろう。親の方が傷ついていると言えるだろう。

今日は、不登校の子どもたちの居場所「フリースクール流山」を見学させていただいた。不登校だった子どもたちが、卒業後も、何かあれば帰ってくる場所。しかし、国からも、県からも、市からも、何ら補助も受けられず、スタッフの大変な努力で運営が続いている。その様子についても話を聞くことができ、勉強になった。こちらでは、誰でも参加できる「親の会」も開催している。

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