昨日の朝、起きて一番に、このニュースに接し、なんてことだ!と沈んでしまった。「また茂原市か!?」と思った。また、介護する親が、重度の障がいをもつ子どもを殺してしまうという、痛ましい事件が起きてしまった。
千葉県茂原市で、58歳の女性が、重度の障がいをもつ29歳の娘を殺害する事件が発生した。女性は、自宅で娘を介護していたという。私と変わらない歳の女性が、ずっと娘を介護し続け、お嬢さんの将来を悲観して、殺害したという。

女性は、まだそんなに歳をとっているわけではないんじゃないかと思われるだろうが、私は、彼女はもう疲れ果ててしまったのではないかと推察する。お嬢さんも大きくなって、介護も簡単ではない。一方、自分の体力がなくなっていくのを感じながら、「これがいつまで続くのか」と思い悩んだのではないか。
「また?」と思ったのは、茂原市では、2024年にも、78歳の父親が重度の障がいをもつ44歳の息子を殺害した事件が起きたばかりだ。この事件では、先日ブログでも書いた中井やまゆり園などで短期入所を利用できたものの、長期での入所ができず、神奈川県から千葉県茂原市へ転居。そして、殺害に至った。
もう一つ言えば、女性が起こした事件の数日前にも、茂原市では火事があった。80代の女性と60代の息子が暮らしていたが、80代の女性は刃物で刺されていたという事件だ。
茂原市では、抜本的な福祉政策の改革が必要だ。しかし、もはや茂原市だけでは、改善できないのではないだろうか。ここは、千葉県が介入して検証しながら、茂原市での福祉政策の抜本的な見直しを実現しなければならない。
流山市も、他人事ではない。
重度の障害がある方を家族だけに介護させるのではなく、しっかりと第三者が入って公的なプロの支援を受けられるようにする。家族やプロの支援者にもレスパイトしてもらう制度をつくっていく必要がある。
2026年度、流山市は、医療ケア児に対して訪問看護師による支援が入ることによって、その家族にレスパイトを提供することができるようになるとのことだ。これは大変喜ばしい。
しかし、医療ケア児だけではない。子どもが大きくなってからは、もっと大変だということを指摘したい。子どもは体重も重くなり、親は体力が衰えていく。だからこそ、茂原市でのような事件が起きてしまうのだ。
これは「公(おおやけ)」としての市役所、県庁、国の仕事だ。なんとか、このような痛ましい事件が起きないように、市町村、県、国が連携しながら、重度の障がい者への生活支援について、責任をもって現状を改革し、実現する必要がある。
その窓口として、何度も繰り返すが、流山市に「みんなのサポートセンター」をつくりたい。その上での支援については、今まだここではお伝えできないが、さまざまなことを検討している。時期が来たら、ぜひ皆さんにお伝えし、ご検討いただきたい。



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