「物事を疑うこと」「批判的に見ること」を恐れない。流山でも。

女性たち

伊藤比呂美さんという詩人をご存知だろうか?

2023年に立候補した流山市長選挙の会見の時、好きな作家を聞かれて「伊藤比呂美」さんを挙げた。私の場合、彼女の詩より文章を読むことが多い。

私は長女なのだが、彼女の本は「父の生きる」をはじめ、人生の大変な時、お姉さんからいろんなことを教えてもらったようなシスターフードを感じる。何か癒された。

正直な人だ。

すごく繊細だから「ズボラ」「ズボラ」になるんだと自分に言い聞かせてきた人だというが、やっぱり繊細だ。

そんな彼女へのインタビューが朝日新聞に載っていたのを発見!
https://www.asahi.com/articles/ASV9H13W4V9HUPQJ008M.html

同じ詩人の茨木のり子さんが生誕100年を迎えるという。だいぶ整理したが、彼女の詩集も私の本棚にある。「倚かからず」には、確か、高校生の時に出会った。

比呂美さんは、「どこかまぶしさがあり、義理や人情のようなものが真実としてあった」茨木さん世代の社会に対して、「でも、私はそんなところが嫌いで、反抗して生きてきたわけで。」と語っている。

「倚りかからず」についても「若いころは何て辛気臭い詩なのだろう、と反発さえ覚えた」としながらも、今は「そうだ!」とうなずいているのだそう。

「どうすれば、倚りかからない、自律した生き方ができるか?」という記者の質問に対して、彼女は

「物事を疑うことです。」

「全部を信じるな。」

「自分の頭で考える自律とは、こんなに正しくていいのか、と疑うことから始まるのではないでしょうか。」

と答えている。

SNSをはじめ、AIなど、自分の預かり知らぬところで、情報が、事実が、言葉が、映像が、どんどん「動く」世の中で、私たちは、人として「物事を疑う」こと、「批判的にものを見る」ということを恐れてはいけない。

P.S. 先日実家に帰った時、必ず立ち寄る書店で見つけた本「茨木のり子の献立帖」と伊藤比呂美「父の生きる」。茨木さんのお料理のモダンなことにびっくり!作ってみたい。

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