前回のブログでは、流山市と流山Kの間での「三角地(現在のロータリーの一部)」と「飛地山東側の土地」のバーター取引について述べた。
周辺住民の中には、ウルトラDの手続きを以って商業用地とされている飛地山は「流山Kが転売して儲けるための土地でしかない」と言う人もいる。そうだとすれば、流山市が業者の利益に手を貸しているということ???ありえない!
私は、市役所やケアセンターから飛地山を見ていて、いつももったいない!と思うのだ。
この土地の半分でもいいから流山市が購入して、保健センターと防災拠点センターをつくるべき!
と考えている。前回の市長選挙でも、平和台周辺を中心に訴えた。
コロナの時、流山市のワクチン接種率は、千葉県の中でも低く、対応が遅れていた。
保健センターと市役所があれだけ遠いのだから、無理もない。
いま、インフルエンザが流行っているが、今後も深刻な感染症の流行は十分に想定される。
だからこそ、保健センターを市役所近くに置き、いざという時に、早急に判断し、協力・連携体制をつくれるようにすべきだ。
また、防災拠点も必要だ。緊急事態に、司令塔となり、物資、電気、水等の配給の拠点が市役所の近くにあれば、市の職員もスムーズに仕事ができるだろう。第二市役所の機能も果たせる。
飛地山周辺住民への市の説明会で、飛地山に「保健センター&防災拠点センター」を建設する案を提案したところ、多くの拍手をいただいた。ぜひ、この案を検討してはどうか。
さて、これまで数回にわたって「飛地山の謎」について書いてきた。
飛地山の土地利用については、「はて?」と思わざるを得ない、不明瞭な点が多い。市民が腑に落ちないような状況は、きちんと流山市が説明責任を果たさなければならないと思う。
現在の担当課長は、市民に向けて、しっかりと説明しようとしてくれたと思う。しかし如何せん、あるところまで話を詰めていくと、結局理解できないことがでてくる。
それはなぜか?
住民たちは、だからこそ「市長に会って話をしたい!」と訴えてきた。また、私も説明会で、そう提案した。市役所の職員に、「市長が会って、市民に説明するように伝えてほしい」とも伝えた。拍手もあがった。しかし、市長には会えていない。
データセンターの建設は中止になった。流山Kは、住民の反対があったためだと言っている。この立地を考えれば、当然だろう。元々の提案が、あまりにも理解に苦しむものだったからだ。そして今後、商業用地のままの飛地山に、もし市役所の1.5倍の高さのような高層建築物を建設されたり、地域にふさわしくないものが建設されるなら、再び反対運動が起きることだろう。巨大なマンションが建設されても、周囲に「マンション建設反対」の旗が並ぶことだろう。だとすれば、売却したところで、また同じ問題の繰り返しになるだけだ。
土地を売却するにも、周辺住民と揉めた土地だという情報は伝わる。飛地山は、1.3haしかない広さの土地なのだから、ここに高い建物は、周囲の環境からも、安全性からも、ふさわしくない。だから、本来の手続きに則って第一種住居地域に戻し、その適正な許可に則って、飛地山が開発される必要がある。そうすれば、周辺住民も安心できるはずだ。そうなれば、何の問題もない。
業者にとっても、周辺住民にとっても、市役所にとってもWINWINの「三方よし」になる。
業者も、きちんと開発することができる。
それなのに、なぜ、それができないのか?
ここまで「こんがらがった案件」について、説明すべき人が説明すべき。
それをすべきは、市長以外にいないはずだ。
ところが、住民は、一度も流山市長に会えていない。
はて?
飛地山の問題は、コンプライアンスの問題だ!
流山市長の明確な説明を求めたい。
そして、不公正な手続きがあるなら、公正な手続きに訂正する必要がある。
本来の第一種住居地域に変更すべきだ。
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