2024年度の虐待等、暴力案件の摘発件数 警察発表資料より2025.02.13公開

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報道によると、昨年の児童虐待、DV、ストーカー等の摘発件数が発表になったという。

朝日新聞2025年2月6日:

児童虐待での摘発、昨年は過去最多 身体的虐待8割 通告も12万超:朝日新聞
警察が昨年1年間で、児童虐待で親などを摘発した件数は2649件(暫定値)に上り、前年から11.1%増えて過去最多だった。摘発件数は増加傾向にあり、この10年で3.2倍になった。警察庁が6日に発表した…

児童虐待などで摘発した件数は、2649件(暫定値)で、前年比11.1%増。この10年で3.2倍。

摘発件数の内訳では、「身体的虐待」16.3%、「性的虐待」16.3%、面前DVなどの「心理的虐待」2.0%、「怠慢、ネグレクト」1.1%。

警察から児童相談所に児童虐待の疑いがあると通告した18歳未満の子どもの数は、12万2378人。前年比428人減。

うち、「心理的虐待」が7割超。

近隣住民などの通報が増えているとのこと。そのこと自体は、いいことだと思う。虐待を疑われたら、通告される社会なのだということをもっとしっかり伝える必要がある。

パートナーから暴力を受けるDVの警察への相談は、9万4937件で前年比7.1%増。摘発件数は8423件で前年比112件減。

ストーカーの相談件数は1万9567件で、前年比1.4%減、摘発件数は3080件、前年比10.4%だった。

ここのところ虐待への関心が高まって、通報が増えたにしても、1割増で児童虐待の摘発があったというのは、問題だと思う。そして、身体的虐待、性的虐待が増加していることも問題だ。性的虐待については、ここのところ、裁判などでも処罰されている事件が報道されているにもかかわらず、事件が増加するというのは、どういうことか。分析する必要があるだろう。

DVや身体的虐待、性的虐待など、加害者のストレスや環境、インターネットでの情報など、さまざまな分析をしていく必要がある。

私自身も、今すぐに処方箋は書けないが、親へのプレッシャー、ストレスといったものやネットなどの情報との接し方、職場の様子など、複合的に分析をしなければならないと思う。

引き続き、ブログを通して、考えてみたい。

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