鍵屋一講演会「明日来るかもしれない災害から命を守る今日の備え」より〜
先日、1月28日に流山市で行われた上記の講演会について本ブログに書いた。
今日からは、その詳細について、数回に分けて、お伝えしたい。
鍵屋氏の故郷は、ナマハゲで有名な秋田県男鹿だそう。
ナマハゲは、年に一度、各戸を訪問する行事。これが大切だ。家の中の様子を知ることができる。
都会ではなかなか難しいが、まず各戸の状況を把握することが大切だ。
今の時代は、難しい?
いやいや、首長のやる気次第です。
その上で、個別避難計画を作成していくことが必要。
私が気になるのは、この個別避難計画は毎年確認改定していくこと。
そして、どこかにポイッと置いておく書類ではなく、日常の介護や医療の時にも利用しながら、いつもこの計画が必要な方にとって、必ず携行するものになっていることが大切だと思っている。
私は、その制度設計をしっかりやりたいと思っている。
その計画には、
・いつ避難するのか?:寝たきりの場合、ボンベなどがある場合は、早めの避難が必要。
・どこに?
・誰と?:家族の方、地域の方、避難の担当の方と。
・どうやって:車、徒歩、特別車両?
の記入が必要。
能登半島地震でも、死因の多くは、住宅の下敷きと、災害関連死だった。
個別避難計画は、避難するときだけではなく、避難後の体調管理、行政等からの配慮の早期把握、避難成果の支援のためにも必要だ。
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