今日は、家族で「石見神楽」の舞台を楽しんできた。

(パンレットより転載)
石見神楽は、島根県西部地域の伝統芸能。
さまざまな社中(浜田市で55)があるが、多くは仕事をしながら、社中に属して神楽を舞う。
特に、浜田市は市をあげて取り組んでいて、数年前には、浜田市内の社中が大結集して、国立劇場で素晴らしい神楽を披露された。
我が家は、息子が石見神楽の大ファン。今でも、小さい時から読み聞かせをした絵本のNo.1は「ヤマタノオロチ」というほど。カレンダーも「石見神楽2025」(笑)。昨年の美術では、神楽に出てくる鐘馗(しょうき)を版画で表現して、高い評価をいただいた(←親バカです)。
浜田市内には、神楽関連のお面づくり、衣装など、神楽産業も存在している。煌びやかな衣装も浜田市で制作されており、今回の舞台でも一着300万円もするものが数着使われている!という。美しかった!
日常生活の中に「神楽」が根づいていて、地域をあげて、人々が幼い頃から共に精進する。そういった「文化」=魂=地域の核が、確として存在する姿は、羨ましい。
浜田港がある浜田市。神楽の関連グッズをはじめ、浜田の物産をいろいろ購入した。浜田市長の久保田章市さんは、私が三和総合研究所の研究員だった頃の上司だった方。今日も気さくに話をしてくださった。
浜田市は人口減が悩みとのことだった。高齢化が進む中で、財政的な問題などはあるだろうが、こういった地域の「核」がしっかりと存在する地域には、確実に人々の幸せが存在する。それはとても大切なことだと思う。
コメント