千葉市で発生した15歳による殺人事件。流山から思う。2025.05.13

子ども・子育て支援

昨日の第一報から、とても気になっていた千葉市で起きた15歳の殺人事件。

読売オンライン:

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少しずつ、いろいろな情報が出てきている。

「複雑な家族関係」「家族が警察に定期的に相談していた」「家出や遅刻」

いろいろな背景がありそうだ。

とはいえ、「誰でもいい」と言いながら、誰でもいいわけではない。

この少年は、確実に、自分の手に負える、弱い高齢の女性を狙っている。

この感覚が気になる。

「少年院に行きたかった。」

この言葉を聞いて、なんだか力がぬけた。

よほど家庭から逃げたかったのだろう。それはそれでいい。

しかし、その自分の目的のために、弱い高齢の女性を殺すなど許されない。

強いものには寝返り、弱いものに歯を剥く。

そんな人間が増えていないか?

少年院がどんなところか知っているのだろうか。

遅刻をしてきたような人間にとって、遅刻など絶対に許されない厳しい環境。

ただ、少年院で、きちんと生き直すことは、この少年にとって大切なことなのかもしれない。

自分の罪に向き合う、命とはどういうことなのか、女性の命を奪った自分が生きているとはどういうことなのか、これから自分はどう生きていくのか、どう自立していくのか。

複雑な家庭というのも気になるが、その家族も、報道を見る限り、少年を心配している。

そのことも知ってほしい。

その家族から離れたいなら、家族と離れて、どう生きていくか。

少年院の中で、きちんと自分に向き合い、法務教官ら大人たちの話にも耳を傾けて、犯した罪や自分自身について考え、勉強し、生き直して、自分が犯した罪を背負って生きていってほしい。

小学校の時は、明るかったという、この少年が、SNSも発達した中で、友達にも、先生にも、家族にも、警察にも、知らない第三者にも、自分の苦しさを伝えて、何かしら気持ちの転換ができなかったのか。

残念だ。

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