15日に「史跡ガイドと巡る利根運河」に参加したことについて書いてきた。その3回目・最終。
利根運河大師→窪田酒造さんとめぐり、最後は利根運河交流館へ。
利根運河そのものについて説明を受けた。これも非常に面白い。
様々な資料があるので、ご興味のある方は、運河散策の際に、ぜひ「利根運河交流館」へどうぞ。
利根運河交流館HP:

この運河が31歳のオランダ人技師ムルデル氏によって造られたという。そして、完成時には名だたる政治家が参列したのだが、なんと国からの補助なく民間で賄ったのだという。すごい。その後、国に売却された。
今回のツアーに参加させていただいて、何よりも感銘を受けたのは、
明治期に流山の地に生きた人たちの「構想力」だ。
水運による、より早い物流のために運河を造ろうという構想力。
それをやり遂げた忍耐力。
この地に人を呼び込むためということも視野に入れた利根運河大師。
こういったことを構想し、民間の力で、様々な地域の人が力を合わせて実現させた、
その先達の心意気が強く印象に残った。
そして、それを今も地域の方々が大切に保存している様子にも感銘を受けた。
史跡ガイドの皆さんも、本当によく勉強していらっしゃる。
一体一体の大師さんの情報、利根運河大師の歴史。歩きながらも、いろいろなことを教えていただいた。
また「綺麗な花だな〜」と話したら、すぐに「あれはセンダンですね」と、答えが返ってくる。
地域への熱い思いと理解。歴史を誇りに思い、楽しんでいらっしゃる姿が印象的だった。
今年の総合探求の授業のためにもと、息子や連れ合いを誘って参加したが、いい天気にも恵まれて、学びの深い、充実した一日だった。
最後に「松丸」さんでランチ(笑)。
このご時世で「大盛り」あるのかなと思っていたら、息子は大盛り!。本当にてんこ盛りだった。
充実した散策、最後はかなりバテ気味の息子だったが、美味しいランチにエネルギー満タン。
最後の最後まで充実の一日だった。
史跡ガイドの皆さん、利根運河交流館の皆さん、窪田酒造、窪田味噌醤油の皆さん、
ありがとうございました!
コメント