今日のNHKクローズアップ現代+は、内密出産を取り上げていた。
内密出産については、フランスの例も紹介しながら、当ブログでも4回にわたって考えてきた。
ブログについて、まだの方は、ぜひ、ご一読いただきけると有難い。
流山市でも。嬰児殺しをなくすために。その1
https://go2senkyo.com/seijika/67722/posts/1097336
流山市でも。嬰児殺しをなくすために。その2
https://go2senkyo.com/seijika/67722/posts/1099678
流山市でも。嬰児殺しをなくすために。その3
https://go2senkyo.com/seijika/67722/posts/1100343
流山市でも。嬰児殺しをなくすために。その4・まとめ
https://go2senkyo.com/seijika/67722/posts/1101385
このブログでも取り上げたように、東京・墨田区にある賛育会病院が、赤ちゃんポストを始めた。番組では、その開始後をNHKが密着取材し、放送している。
新聞等ではわからなかった、当事者である母親の姿やその苦悩をリアルに知ることができた。何よりも大切なのは、赤ちゃん。自分で自分を守ることができない存在である赤ちゃんの命が続くことだ。
一度は、預けようと思った母親が、病院スタッフたちの関わりによって、「自分で育てたい」という意思を持つようになったケースもあった。
孤立出産することがないよう、上田恵子が2023年の流山市長選挙で訴えたような「みんなのサポート・センター」を整備し、「出産前から」サポートすることが必要だということを改めて思った。
そして、内密出産の場合に重要となってくる、母親や父親に関する情報の管理。日本では、保護したそれぞれの病院に任されている。しかし、民間の病院は、何があるかわからない。最悪、倒産することもありうる。一方、フランスでは、国が責任をもって親の情報を管理している。この辺りは、ブログをご覧いただきたい。
番組では、ドイツの例が挙げられていたが、保護後の赤ちゃんやその両親の情報の管理など、長期にわたる問題を早急に、国が検討し、整備することが必要だ。
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