マニフェスト

【New!!】2023年4月16日詳細公開!

■流山市全体のバランスある発展と緑の財産を守る

◯流山市の方針「選択と集中」を転換します

一部の地区ではなく、流山市全体のバランスある発展を実現します。流山市民がどこに住んでいても、買物、行政(福祉)、病院などが利用できるまちづくりのために、工夫を重ねます。

◯「土曜まちづくり会議(仮称)」の創設

「土曜まちづくり会議(仮称)」を実施。市長、副市長、教育長らが参加します。市内を4〜5地区に分割し、これらの地域を順番に回って、「土曜まちづくり会議(仮称)」で話し合いをすすめます。市役所がもつ情報をお伝えし、共にまちづくりの課題やその優先順位などを話し合い、翌年の予算づくりに反映していきます。

◯コミュニティ・ストアの創設

現在、スーパーカスミに委託している移動販売車は、コミュニティ・ストアに変更します。コミュニティ・ストアは、販売者がソーシャル・ワーカーです。次回買いたいものを伝えると、流山市内の協力店から調達します。場所は、地域の自治会館等を利用する予定です。(選挙戦中、ある女性から、道をゆっくり動いて、そこで止まってもらうのがいいわ!とアイディアをいただきました。この形も併用するといいですね!)また、販売者はソーシャル・ワーカーなので、日々の困りごとなどを相談すると、市役所、地域包括センター、社会福祉協議会、「みんなのサポート・センター(仮称)」などにつなげ、問題の解決をはかります。

◯公共交通+オンデマンド交通の整備

公共交通の路線を見直します。また公共交通が十分でない地域においては、オンデマンドでボックスカーが出動する制度をつくります。

◯生活道路を最優先!

流山市内の生活道路は、ボコボコで段差だらけ、穴が開いている状態です。日々使う生活道路こそ、「土曜まちづくり会議(仮称)」で優先順位を話し合い、しっかり整備します。また雑草対策も年間実施回数を増やし、歩いて気持ち良い生活道路にします。

◯生活道路はゆっくり!

子どもたちやシニア、障がいがある方、ベビーカーを利用する皆さんたちが安心して歩けるよう生活道路の速度制限をし、ZONE20、ZONE30を設定し、流山市内の生活道路では、車はゆっくり走るように制限します。子どもたちの通学路は、子どもたちの意見を聞き、保護者、見守り隊、地域の皆さん、学校、警察が点検し、最優先で改善します。

◯緑地の保全をしっかり!

緑豊かな地域は、流山市の財産です。しかし井崎市政20年で、畑や森林は1/2、田は1/3に激減、生物への影響も懸念されます。流山市民と流山市が協力し、森林を買取して保存する「トラスト運動」などの手法を駆使して、流山の緑を守ります。(参考)埼玉県所沢市のトトロの森

◯生産緑地保護のための税軽減策を!

都市部の生産緑地は、税軽減策の終了により急激に宅地に変わっています。他の市長・区長らと生産緑地への税軽減策の実施を国に求め、地域の農業や緑地を守ります。

◯健康ロードの整備

地域で「歩く」のが楽しくなるように、坂川、神明堀、富士川、江戸川沿いなどを健康ロードとして整備し、休憩をしながらウォーキングやサイクリングが楽しめるよう、地域の皆さんと話し合いながら整備します。

■流山市の産業をもっと力強く!

◯農業振興地域の指定

農業振興地域を指定し、流山市の農業を守ります。有機農業を支援し、オーガニック食品が安く購入して食べられるよう支援します。都市近郊にあって、体に安全なものをなるべく安く、地産地消できる体制を整備します。

◯今こそ海運の復活!

江戸川は以前、関東地域一円に広がる海運の発達した場所でした。江戸川の海運を復活し、関宿から柴又までのルートをつくり、日々の交通、観光、物流に活かします。災害時には、重要な物流ルート、避難ルートとしても活用できます。

◯「流山から世界へ!」起業を応援

つくば市、柏市などには様々な大学や研究所があります。そこで研究する皆さん、女性たちの起業(社会起業を含む)にオフィスや資金の提供、実験の実施支援など、様々なバックアップを行い、流山市発世界への起業を育てます。

■「母/父になるなら流山」を実感できる支援を

◯「みんなのサポート・センター(仮称)」を創設

  • 子どもたちはここで遊び、ものづくりをして楽しみます。そんな「いつもの場所」で相談を受け、家にいるような雰囲気の場所で保護します。

  • 闘病中のお子さんの兄弟姉妹が安心して過ごせる場になります。そのほか、保護者や家族のいざという時に利用できます。

  • 子どもたちの様々な課題、いじめ、不登校、ひきこもり、ヤングケアラーへの支援など、専門家の質の高い相談、支援を行います。

  • 未就学児の健診をここでも行います。

  • 女性たちが、子どもを一時預かりして自分の健診を受けることができます。

  • 子どもを預けた女性たちや介護者がぐっすりと昼寝ができるようにします。

  • 女性特有のからだの情報を提供し、カウンセリング等実施します。

  • 夫婦カウンセリングや親子の様々な問題にも、質の高いカウンセラーや弁護士など専門家に相談できます。

  • 離婚時、専門家が子どもの意見聴取を行います。

  • DVや性暴力の被害者がゆっくり休めるシェルター機能を併設します。

  • ソーシャル・ワーカー、カウンセラー、弁護士、警察官など、様々な質の高い専門家を配置、市長もチームの一員として協力し、様々な課題の解決を支援します。

◯巡回保育指導者を活用し「保育の質」を高める

就学前教育の「質」を高めるため、市長が巡回保育指導者を指名、保育園や幼稚園を巡回し、保育士の疑問や課題を共に解決し、質の向上をはかります。

◯地域の子どもは地域で育てる

障がいをもつお子さんの学校選択は、お子さんと保護者の「自己決定」が最も重要です。流山市は、その自己決定を支え、地域の学校で就学できる体制を整えます。担任の先生や専門スタッフが、お子さんや保護者と共に支援プランを作成し、必要な支援が受けられるようにします。市長や教育長もチームの一員として、その就学環境を一緒につくっていきます。

◯高校生の医療費を助成

高校生の医療費助成で医療費300円(調剤自己負担なし)にします。(実施例)松戸市200円、柏市300円。

◯誰でも利用できる学校関係費用の貸付制度

林間学校、修学旅行、部活動と、公立学校でもお金がかかります。世帯収入に関係なく、高校生までのお子さんの学校関係費用について、誰でも借りられ、分割で返済できる制度を設けます。

◯子育て「一段落」世代への奨学金

子育てが「一段落」した世代は、仕事、子育て、介護などの経験も体力もあります。しかし、子どもの教育費が優先するため、なかなか自分に投資できない世代です。だからこそ流山市が応援します。そして学びによって深まった知識や経験を流山市という地域に還元していただきたい!それはきっと流山の皆さんを支える大きな力になります。

◯文化に触れる街

スウェーデンを訪れた時、日曜日の公園で演劇を無料で観ることができました。緑豊かな流山市総合運動公園や地域の公園などで、無料で演劇や音楽を楽しめるようにします。音楽の盛んな地域ですから、子どもから大人まで、地元の演奏家の発表の場をつくります。

■未来をみすえた質の高い公立学校の教育

◯しっかりとした体づくり

流山市の教育方針は、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」ですが、順番が違います。「健やかな体」「豊かな心」「確かな学力」です。まずしっかり体をつくることから始めます。

◯体育の授業のあり方を研究

しっかり体をつくるためには、スポーツが嫌いになっては困ります。運動が得意な子、苦手な子がいる中で、体育の授業のあり方を研究します。

◯部活動のあり方を改革

部活動は、子どもたちや保護者と話し合いながら改革します。教職員で熱意がある指導者が指導を継続できるようにしますが、外部指導者の導入も検討します。競技目的ではなく、体づくりのためのジョギングやヨガなど、スポーツが嫌いにならない部活動もつくります。

◯管理教育からの転換

管理教育から転換し、自ら考え、判断し、協力できる人を育てます。

◯自ら学び、判断できる力の育成

インターネットで真偽不確かな情報が溢れる今、人権教育、情報リテラシーを専門家の力をかりて、しっかり学び、自ら判断できる力を身につけます。

◯「流山市子ども権利条例」制定のために

児童憲章、子どもの権利条約について、市長をはじめ市役所職員、教職員、保護者、子ども達が共に学び、考え、その結果として「流山市子ども権利条例」が制定できるよう、学びを重ねていきます。

◯専門家による性教育を実施

専門家による性教育を実施します。ネット情報が溢れる中で、一人ひとりが、性についての正確な知識を得て、自ら考え判断し、自分も相手も大切にできる人に育てます。「みんなのサポート・センター(仮称)」を中心に、誰でも性について相談できるようにします。

◯LGBTQの子どもたちへの支援

LGBTQの子どもたちの自己決定を支援し、安心して相談し、暮らせるよう柔軟に環境整備します。流山市全体でのLGBTQについての理解を高めます。ジェンダーレスな制服の導入など必要なことをすすめます。

◯アプリ「こころの天気」はやめます

流山市内の小学生が利用しているアプリ「こころの天気」はやめます。子どもは、自分の心の状態を簡単には大人に伝えません。心の中は「雷」状態でも、「晴れ」「曇り」と押すのが子どもたちだということを知っていなければ、子どもたちを理解することなどできません。アプリを使って子どもたちを把握していると思うことの方が怖いです。このような「ツール」で子どもの心は把握できません。また先生たちから、子どもたちを理解する能力を奪っていくことも怖いです。ベテランの先生たちの子どもの様子を把握する力はすごいものがあります。経験の浅い先生も、むしろその力をつけることが大切です。アプリ「こころの天気」はいりません。

◯進学ガイダンスを充実

小学校、中学校への進学に際して、学校でのガイダンスが行われます。進学ガイダンスを学校のルールや持ち物の説明などに終わらせず、子どもたちの心と体の変化、保護者が心得ることなど、市内統一してお伝えする部分を充実させます。勉強の仕方の変化、評価のつけ方など、学校や先輩保護者の力も借りてお伝えします。学校行事や集金のスケジュールも事前に示します。PTA会費の集金日程は4月に集中させず、分散するよう要請します。

◯千葉県立高校入試の支援を充実

高校入試の情報分析・支援の質を向上します。「塾に行かなければ高校入試情報がわからない」ではなく、流山市教育委員会が分析し、生徒や保護者に情報を提供します。

◯生徒や保護者からのアンケートは改善の宝庫

市内の小中学校で実施される生徒と保護者へのアンケートは、校長、教員のみならず、市長、副市長、教育長もすべて目を通し、課題を解決できるよう力を合わせます。

◯ものづくりで好奇心を刺激

「みんなのサポート・センター(仮称)」で大工道具や3Dプリンターを使えるようにします。大人も子どもも一緒にものづくりが楽しめる場を整備し、みんなの好奇心を刺激し、ものづくりを大切にします。

◯本物にふれる機会をもつ

子どもの時に、様々な職業の大人たちに接し、本物の凄さを感じる機会を設けます。

◯教職員の自己負担をなくします

市内の一部公立学校では、職員が駐車場などを自己負担しています。このようなことがあってはなりません。流山市が、先生の駐車場代を負担します。

◯不適切指導をなくす

教育現場での不適切指導(マルトリートメント)について、教員、支援員など職員全員でしっかりとした研修を行い、教員へのカウンセリングなど整備して教員を支援すると共に、不適切指導を許さない環境をつくります。

◯不登校コーディネーターの新設

全国的に不登校の生徒が増えています。生徒、保護者、学校をつなげ支援策を検討・実施すると共に、上級学校進学への支援を行っていきます。

■誰一人として取り残さないための一人ひとりへの支援

◯重大ないじめや虐待(子ども、シニア、障がい者)は市長直轄

重大ないじめや虐待(子ども、シニア、障がい者)を現場だけに任せるのではなく、市長が直轄で確認し、改善につなげます。学校、いじめ相談室、柏児童相談所、要支援児童対策協議会など、様々に連携して問題の解決につなげます。

◯支援が必要な方の個別避難計画の策定と訓練の実施

避難に支援が必要な方の「個別避難計画」を策定します。避難訓練をしっかり実施し、足りない点の改善を重ね、災害時にすべての方の命を守れるよう、日頃からしっかり取り組みます。障がい特性を踏まえた警報や警戒情報発信方法を研究し実施します。

◯命を助けるための避難訓練実施

成功するための避難訓練ではなく、「課題を確認するための本気の避難訓練」を実施します。

◯「流山防災会議」を創設

「流山防災会議」を開催し、地域の防災上の課題、講演による最新情報を共有し、防災施策の改善を重ねます。

◯避難場所での女性、障がい者、LGBTQの安全を守る

避難場所には、必ず女性や障がい当事者または保護者等のソーシャル・ワーカーや役員を配置し、女性や障がい者、LGBTQなど多様な方の要望に対応できる体制をつくります。

◯災害時の医療機関(薬局を含む)との連携

災害時における医療機関(薬局を含む)との連携や他の自治体との協力を確認します。

◯ペットとの避難計画の策定

ペットも大切な家族です。災害時に、ペットがいる方は、どのように避難するのか避難計画をきちんと策定し、一緒に避難できる体制を整えます。

◯支援物資の確保量の公開

流山市が常備している災害時の支援物資の確保量を公開し、各世帯で何をどれくらい用意しなければならないのかを把握できるようにします。

◯介護する家族や職員のからだと心を休ませる(レスパイト)

「みんなのサポート・センター(仮称)」を活用し、介護をする家族や職員が、からだとこころを休ませること(レスパイト)ができるような場所や体制をつくります。

◯認知症や介護についての知識を共有する

認知症や介護について学ぶ場をつくります。認知症を恐れず対処できるよう、また知識がないために介護が必要となった家族を傷つけることがないよう、子どもから大人まで認知症について学びます。

◯シニアや障がい者の施設・サービスの「質」を確保

高齢者や障がい者の施設・サービスの質を確保するため、市長が指名する第三者が巡回し、課題を明らかして職員らと共に解決し、施設や支援の「質」を確保します。

◯親亡き後の対策

親亡き後も、支援を必要とする方が安心して暮らせる制度と環境を研究し、整えます。

◯物価の大きな変動時等の経済支援策

物価の大きな変動等があった際には、60歳以上の世帯や年金生活者に経済支援をします。

◯パートナーシップ条例の制定

多様性を認め合い、流山市でのパートナーシップ条例を制定します。

◯訪問医療、訪問介護、訪問歯科医療を支援

訪問医療、訪問介護、訪問歯科医療を支援します。訪問時の医療者、介護者へのハラスメントを防止する対策を研究し、実施します。

■情報開示は行政の基本

◯まちの情報開示

「土曜まちづくり会議(仮称)」で、市民と市役所が一緒にまちのあり方を考えられるよう情報を開示し、伝えていきます。

◯流山市情報がわかるホームページ改変

流山市のホームページを見れば、流山市役所の動き、「土曜まちづくり会議(仮称)」の動き、市内の商店や商業施設の情報、飲食店情報、観光情報、統計情報、意見の表明などができるようホームページをする改良する。

◯発熱情報を開示

事実を知ることが最大の予防策です。市内の保育園、幼稚園、小中学校、市役所等における発熱情報を開示します。

■流山市の成長の鍵は「行政の質」の向上

◯流山市自治基本条例を改正

流山市自治基本条例を改正し、流山市長は3期までに限ることを再度明記します。

◯共に学び、考え、工夫し解決する

何か問題が発生した時に、「事実を明らかにして説明する」「改善策を示して実行を見守る」を実行します。問題が起きた時、それを現場だけに任せるのではなく、共に学び、考え、工夫し解決する市長でありたいです。

◯流山市役所の業務、あり方を点検

SDGsの原則を基準として、「SDGs未来都市」認定も視野におきながら、流山市役所の業務、そのあり方を点検していきます。

◯市内の医療体制、危機管理体制を点検し、協力体制を確認・改善

コロナ対応の検証をすすめ、次のパンデミックに備えて、市内の医療体制、危機管理体制を点検し、協力体制を確認、改善します。

◯保健センター職員の管理体制づくり

保健センターの職員数を増員します。からだとこころの情報発信とその対応の拠点として21万人都市にふさわしい規模にします。まだコロナ対応は終わっていませんし、次のパンデミックが起きる際にも、迅速に対応できる体制を整えます。また、このようなパンデミック時に、職員のこころとからだを守れるよう管理体制を整えます。

◯市役所の職員のこころとからだを守る体制づくり

市役所の職員数は、検証した上で増員します。会計年度任用職員の処遇について検証し、その雇用を含めて待遇改善をはかります。東日本大震災レベルの災害対応を想定し、職員のこころとからだを守る体制をつくります。

◯専門性を持つ市役所職員を育てます。

市役所職員の職務内容は、本人の意向も加味しながら、すべての分野を経験するのではなく、職員の専門性をつけるために、分野を絞って職務を行う体制をつくります。職員の研修や資格取得を支援し、専門性を持つ職員を育てます。

◯指定ゴミ袋の改善

指定ゴミ袋の効果について検証し、市民の意見を募り、改善します。

◯流山市役所幹部に女性の活躍促進

柔軟な人事体制をつくり、流山市役所幹部に女性の登用をすすめます。

◯流山市民への行政情報開示

市民が流山市についての様々な課題を検討できるように、行政情報を開示します。予算や計画は、市民が市役所および各支所で購入できるようにします。点字や音声など、様々な発信方法で情報を開示します。

◯「改善のためのパブリック・コメント」実施

形だけのパブリック・コメントではなく、「改善のためのパブリック・コメント」を実施します。

◯公正な財政運営

流山市は随意契約がかなり多くなっています。市民の税金を預かるものとして、公正な財政運営を行います。

◯「広報ながれやま」を改善

「広報ながれやま」を改善し、宣伝より事実を掲載し、学びの情報を増やし、市民の知恵や活動を共有するものに改変します。