流山にて。ロンドンのバンクシーによる彫像にアートの力を感じる。

芸術

バンクシーというアーティストをご存知だろうか?

誰も知らないうちに、ストリートの壁などに問題の本質を掴む、極めて示唆に富む絵を描き、世界中の人々の注目を集めた。しかし、そのアーティストの正体は謎。その謎が、さらに注目を呼ぶアーティスト。といっても、最近では、その正体が明らかになってきたようだが。

さて、今回、バンクシーが、ロンドンの中心部、セント・ジェイムズ地区のウォータールー・プレイスに、新作の彫像を設置した。

バンクシー、ロンドン中心部の新作彫像は自分の作品だと認める - BBCニュース
世界的な覆面芸術家バンクシーは4月30日、ロンドン中心部に前日、突如として登場した大きい像が自分の作品だと認めた。バンクシーのサインが台座に刻まれたこの像は、スーツ姿の男が大きな旗を掲げている姿のもので、手に持った旗で顔が完全に覆い隠され、...

背筋を伸ばし、力強く歩くスーツ姿の男性。大きな旗を掲げ、しかし、その旗が男の顔を覆い、前が見えなくなってしまっている。その男は、大股で歩くが、その前に踏み出した一歩は、台座からはみ出している。さて、この後、男はどうなるのか?

言葉だけは強く、国の国旗を掲げて戦争という手段で力を誇示し、人々の生活には関心をもたない。勇足で戦争へと向かっていくが、出口戦略もなく、今後一体どうなるのか。国も、本人も浮遊してしまっている。

私は、トランプ大統領の姿が重なった。

皆さんは、どのように想像されただろうか?

アートなので正解はない。

しかし、バンクシーらしい、問題の本質を掴み、この世界を蝕む一人の男の姿を見事に表現しているように、私には見えた。

これこそが、アートの力。

本質をズバッと表現している。

さて、日本のアーティストは、どうか?

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