第3回平和のための戦争展・流山に伺って。9月8日発信

戦争・平和

9月7日は、「第3回平和のための戦争展・流山」に伺った。

今週末は、なかなか時間が取れず、興味深かった講演会や映画に参加することができなかったが、展示だけでもと見せていただいた。昨年は、「戦争体験を語る会」がとても印象的で感銘を受けた。今年は、参加できず、本当に残念。

広島県立基町高校の美術部の皆さんが、被爆者の方から話を聞きながら、被爆の様子を絵にする活動を続けている。8ヶ月をかけて描くそうだ。その絵とコメントが、今年も心に残る。広島平和記念資料館での展示だけでなく、このような絵にも「リアル」に伝わるものがある。

赤紙なども展示してある。それを手にしたの人の哀しみはいかばかりかを思う。

また、今年は、勤医会東葛看護専門学校平和ゼミナールの皆さんが、原水爆禁止2025年世界大会に参加された報告集も置いてあった。かなり分量も多い力作。参加した学生さんたちの感想にしっかり目を通したい。

現在も世界中の紛争地で、さまざまな国の医療関係者が紛争地での医療活動に従事している。戦争と医療は切り離せないし、被爆と医療関係者にも深い関係がある。被爆地で、どれだけ多くの医療関係者が自らも被害を受けながら、医療的対応にあたったか。医療関係者にとって、戦争や原爆は他人事ではない。

さて、もう一つ。「平和を考えたくなる絵本」のリストだ。ここに添付するので、ぜひ参考にしていただきたい。全て流山市立図書館蔵。

小学校での私の読み聞かせの経験から、子どもたちは、ちゃんと聞いて、受け止め、考えてくれる。ぜひ、お子さん、学校の読み聞かせ、そして大人の皆さん自身の読書に、参考にしていただきたい。

このような流山市民による「平和のための戦争展」によって、私たちが繰り返し、考え、自分の立ち位置をしっかりを確認する必要があるだろう。歴史は繰り返すと言われている。だからこそ、本当に繰り返させないために、今何を考え、何を行動する必要があるのか、考える契機としたい。

 

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