流山市は、市民の安全を守る発信・対応ができたか?

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今日改めて、ニュースなどで令和8年8月千葉豪雨の映像を見ながら、線状降水帯の恐ろしさというものを見せつけられた思いだ。千葉県では、8名の方が亡くなられた。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さんにお見舞い申し上げたい。なんとか、なるべく早期に原状回復できるよう、国、県、自治体が力を合わせて支援を進めていただきたい。

8名の方の死亡、これは大変重い事態だ。千葉県は、しっかりと自治体とともに、令和8年8月千葉豪雨における情報発信や対応の検証を行い、再発防止、必要な物資等あればその補完、対応策について県全体(もちろん県民に)での共有をお願いしたい。

ここでは、もっとも身近でもっとも重要な流山市の対応について検討したい。

流山市は、市民の安全を守る発信・対応ができたか?

「避難所を開設しない」という判断の責任は?

17:40発のLINE防災情報で、流山市は、気象庁からレベル4「土砂災害危険情報」とレベル4「大雨危険警報」が発表されているにもかかわらず「避難所を開設しない」と発信。

この流山市の判断は妥当なのか?

国の発信より:

「警戒レベル4」までに危険な場所から全員避難!5段階の「警戒レベル」を確認しましょう | 政府広報オンライン
「警戒レベル」は、市町村が発令する避難情報等に付される数字です。「警戒レベル3」で危険な場所から高齢者等は避難、「警戒レベル4」で危険な場所から全員避難してください。「警戒レベル5」は命が危険な状況ですので、直ちに安全な場所で命を守る行動を...

「警戒レベル3」が発令されたら、高齢のかたや障害のあるかたなど避難に時間のかかるかたやその支援者のかたは危険な場所から避難し、それ以外の人も、ふだんの行動を見合わせたり避難の準備をしたり、危険を感じたら自主的に避難すること。そして、「警戒レベル4」が発令されたら、対象となる地域住民の方々は危険な場所から全員避難することです。

もちろん、自治体の判断が重要で、自治体に責任がある。流山市は、気象庁レベル4の発表に対して「夜間であること」等を理由に「避難所を開設しない」としながら、20:00と真っ暗になってから、「キッコーマンアリーナに避難所を開設した」と発信している。誰が行けるのか?

この判断をきちんと検証してほしい。

誰が、気象庁発レベル4の危険警報に対して「避難所は必要ない」と判断し決定したのか?

明確にしてほしい。私は、大変な判断ミスだと考える。あり得ない。高齢者や障がいのある人、小さい子どもがいて迅速に動けない人は、「どこに行けばよかったのか」。上階垂直避難?それができない人もいる。車がない人もいる。車があっても、20時ごろ、冠水で車で移動しない方がいい事態にまで市内状況は悪化した。避難所となったキッコーマンアリーナ横の道路が大きく陥没したことについても、何の発信もなかった。

冠水情報や市内危険情報をどんどん発信するべきだった。

昨日、私は夕方、おおたかの森地域にいた。連れ合いに迎えに来てもらい乗車。多分消防車と思われる緊急車両がサイレンを鳴らして走っていた。途中、冠水状態の道路あり。そんな中で、いつも通る「キッコーマンアリーナ横の道路は通らない」と判断、高台の道路を使いながら帰宅。途中、南流山地区で2個所の通行止めの横を通り帰宅できた。雨の中、車の通行を止めるために警備にあたったスタッフの方、仕事とはいえ、危険なお仕事、感謝したい。頭が下がった。

私の自宅周辺は大丈夫だったが、南流山地区では「いつも」冠水する交差点など、車を放置しなければならないくらいの高さの冠水だったようだ。この交差点、ずっと全く改善されない。おおたかの森の「こもれびストリート」に7億円かける一方で、冠水する道路は放置。それでいいのか?問いたい。

今回の被害の特徴は、車の放置が多かったこと。道路の「冠水情報」「通行危険地域」について、なぜどんどん情報を発信しないのか?

これでは、みんな「自己責任」だ。流山市の対応は無責任としか言いようがない。

情報は必要な人に届いているか?

当ブログで何度もお伝えしている。本当に避難情報を伝え、早期に避難するべき人たちに情報は届いているのか?

我が家は、流山市南部、松戸市との際にある。家の向きで、近くの防災無線は基本聞こえない。むしろ、松戸市の防災無線がよく聞こえる。しかし、今回は、豪雨のためか、流山市はもちろん松戸市からも、防災無線による警報の伝達や避難指示は聞こえなかった。

何度も何度も繰り返すが、レベル3で避難すべき人たち、中でも高齢者、動けない病人や高齢者、障がい者のうち、どれだけの人がLINEで情報を得られるのか?8月11日号の広報ながれやまは「特集:風水害からいのちを守る」である。しかし、Xだ、LINEだ、だらけだ。LINEやXを使う人たちは、自分たちでも情報が得られる。優先すべきは、SNSをしない人たち、優先して避難をすべき人たちをどう守るかではないか?

いのちを守る情報は発信できたか?

市内で、どのような被害状況が起きているか?

どの道路が危ないか(回避すべきか)。

車を放置する場合、何に気をつけるべきか?レッカー等の対応状況はどうか?

排水の逆流が起きた場合、どう対処すべきか?

浸水等が起きた場合は、どんな対応が必要か?

広報ながれやまには、「土のう・水のうの作り方」が載っている。こういうことも、すぐにLINEなどでも発信したらいいじゃないか。誰もが広報ながれやまを読んでいるわけではない。

消防、救急などの対応状況はどうなっているか?支援をどう求めればいいのか?

少なくとも、LINE「防災」登録している私のところには、13日2通、本日14日に罹災証明関係含めて6通が届くのみだ。この罹災証明関係も、SNSで「成田太郎」さんが指摘したからではなかったか。

防災には情報の共有こそが重要!

災害時には、「正確な情報」をなるべく多くの市民で共有できることが重要だと思っている。

その「正確な情報」の責任ある発信源の一つは、流山市であるべきではないか?

広報ながれやまで、井崎市長は、「市LINE公式アカウントで防災情報の確認を」と呼びかけている。

しかし、今回、そのLINEは全く役に立っていない。

加えて、もっとも市が優先すべき、「LINEを使えない(使わない)市民への情報発信と『保護』」はどうなっているのか。

しっかりと検証し、私のような一般市民にきちんと伝わるよう情報共有してほしい。

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