9月1日号の広報ながれやまを読んだ。3ページ。例年通り「市内幼稚園・認定こども園の園児募集」と題した欄がある。現在、流山市が廃園にしたいと条例を提出し、現在の時点で、議会がそれを了承していない「公立幼稚園」の募集について、どう記載されているか見ていただきたい。
流山市議会教育福祉委員会で、吉田教育長が答弁した通り、こう記載されている。
令和9年度の園児募集については市議会で審議中であり、その結果を踏まえ、今後の広報流山や市のホームページなどで改めて公表する予定です。
これが「子育てするなら流山」と言ってきた流山市のやり方なのか?ひどい。
公立幼稚園に入園を希望していた幼児と保護者は、「今さら」こんなことを言われて、どうすればいいのか?私立幼稚園に入るなら、「プレ」に参加しながら、幼稚園側と入園について擦り合わせていくのではないか?これまで、希望する幼稚園のプレに参加して「うちの園には合わないと思う」と言われて、断られた子どもたちがいるのが流山市の現状。願書の受付というのは、ほぼ書類を出すプロセスであって、実質それまでに、園児の受け入れについて「話がついている」状態なのではないのか。
これが、特に配慮を要するお子さんの場合、どうなるのか。「この時期になって」流山市からこんな通告をされて、保護者たちは、母親たちは、右往左往して、市内の幼稚園を駆け回らなければならないのではないか?
ひどい!
自分の子どもの保育園を探していた時の気持ちを思い出す。副園長から「今は0歳児がいっぱいなので、受け入れは難しい。」と言われた時のことを。
不思議なもので、自分のことではこれだけ腹の据わった(大きさじゃないですよ・・・笑)「この」私が、子どものことになると右往左往してしまう。「この」私が、あの時、真っ青になっていたのだと思う。その場をたまたま通った園長と会わなければ、そして園長が腹を据えて、息子の受け入れを決めてくださらなかったら、私たち親子はどうしていただろうか?ゾッとする。
あの時のことを思い出しながら、今、自分の子どもが通う幼稚園を探すために、途方に暮れている母親たち、父親たちのことを想っている。
これで「子育てするなら流山」?
自分たちの「大ミステイク」のツケを子どもたちや保護者たちに負わせている。
繰り返し言いたい。流山市長が実行したかった公立幼稚園廃園についての条例は、9月1日号の広報ながれやまに記載する期限に間に合わなかった。
成立できなかった。
だから、行政事務を継続すべきだ。条例が成立しないのに、勝手に「募集をしない」ことは許されない。
こう書くと、流山市は、「『募集しない』などとは言っていない。『議会』が判断すればそれに従う」とでも言うことだろう。上記述べた通り、現状で公立幼稚園への応募ができないということは、私立幼稚園の情報を収集し、幼稚園と連絡をとり、プレなどお願いし、プレに参加し、幼稚園と話し合いをもち、子どものことを説明し、時に入園を断られたりすることになるようなプロセスを踏む必要があるのではないか?それとも、流山市のコンセルジュ担当者が全てやっていただけるというのか?
みんな、このような大変なことを子どもたちや保護者に負わせることになることをわかっているはずだ。しかし、それがどれだけ大変なことなのかということを「身をもって」理解していない。だから、こういうことが平気でできる。
市長も、副市長も、教育長も、子ども未来部長も、小学校「前」の幼い子どもたちの居場所を探して右往左往する経験など、したことがないだろう。
だから、平気でこんなことができる。
そして、致命的だと思うのは、市長も、副市長も、教育長も理解できていない。それに対して、一番現場を知っている、こども未来部の部長たちが、なぜ「現場を知らない」上層部の者たちに提言し、説得できなかったのか。現場こそ、この判断によって子どもたちや保護者にどんな負担がうまれるか、一番わかっているはずではないか。
組織としての問題も透けて見える。
この状況を生み出しておきながら、市長からの発信が何も聞こえてこない。
流山市の責任者はいったい誰なのか?
参考記事:




コメント